縮毛矯正は取れることはありますか?
半年前にかけているのですが個人的にはなくなったと認識をしております。
パーマの場合はウェーブが弱まるということはありますが、縮毛矯正は1度かけた部分が取れるということはありません。
縮毛矯正は半永久的に残るので現状は根元が癖毛、毛先は縮毛矯正がかかっている状態にあると思います。
縮毛矯正をかけているという認識か、かけていないという認識かでは施術時の注意点なども異なります。
『まだ毛先には縮毛矯正の部分は残っている』ということをご自身の認識として思えておきましょう。
縮毛矯正がかかっている部分はいつ頃取れるのか?
また縮毛矯正をかけた部分が残っている状態ではどんなことに気をつけるべきなのか?
ということをこの記事にてご紹介していきます。
目次
縮毛矯正をかけた部分が取れることはあるのか?
結論から言えば取れることはありません。
半年が経過しても、1年が経過しても縮毛矯正をかけた髪の毛が残っている内は『縮毛矯正がかかっている状態』です。
少しずつカットをしながら縮毛矯正のかかっている毛先をなくしていく事が最も有効な方法になります。
ただし見た目が変わるだけで縮毛矯正をかけていたと言う履歴は残ります。
カラーやパーマなどを行う際には必ず美容師さんに伝えてダメージへの配慮をしないと、過度なダメージが発生してしまう可能性も考えられます。
縮毛矯正を伸ばし切るまでにどのくらいの期間が必要?
縮毛矯正を切ってリセットするまでは下記の期間が必要となります。
- ショート〜ボブの方で1年ほど
- ボブ〜ミディアムの方で1年半ほど
- ミディアム〜ロングの方で2〜3年ほど
ただし伸びる長さには個人差がありますのであくまでも参考程度にしてください。
縮毛矯正が残っている部分への施術で気をつけたいこと
縮毛矯正がかかっている部分と縮毛矯正がかかっていない部分ではダメージレベルが大きく異なります。
例えば黄色矢印で示した部分は新しく伸びてきた癖毛の部分で健康な状態です。
対して赤色矢印で示した部分は縮毛矯正をかけた履歴があるので見た目は綺麗に見えていてもダメージを負っている状態です。
この2箇所は見た目以上にダメージの差があります。
これを理解して施術を行わないと次のような失敗のリスクがあります。
- ヘアカラーで毛先が暗く仕上がった
- パーマがかからずにダメージが残った
- 縮毛矯正でチリチリになった
美容師側で把握できていればいいですが、知らずに施術を行ってしまうとトラブルを招く恐れがあります。
縮毛矯正が残っている髪の毛をバッサリ切るときは注意が必要
癖毛部分と縮毛矯正が残った部分は髪の質感が大きく異なります。
仮に縮毛矯正が残った状態でバッサリと切ると毛先はパツンとした質感、根元は癖毛ととても扱いにくくなるケースが多くあります。
特にロングヘアの方の場合は髪の重さで癖がないように見えても、バッサリと切ることで癖が現れてきます。
バッサリカットでスタイルチェンジを行う場合には
- 根元に縮毛矯正をかけるか
- 毛先の縮毛矯正部分を完全に切るか
をして根元から毛先の質感を均一つにする必要があります。
切った後で気づいても修正は難しいので必ず事前に自分から申告をして相談をするようにしましょう。
縮毛矯正が取れる事はある?半年前を矯正かけた方が気をつけるべき事 まとめ
縮毛矯正は自然に取れると言うことはありません。
リセットするには切るしかないと言うことを覚えておきましょう。
また毛先に縮毛矯正が残っている間は施術時のダメージやスタイルチェンジ時のヘアスタイルには配慮が必要となります。
事前に縮毛矯正をかけていると言うことを美容師さんに伝えておくと失敗のリスクはなくなると思います。
お悩みの方はお気軽にご相談ください。