コロナ禍でマスクをつけ始めてから前髪の癖が強くなったように感じます。
何か対策はありますか?
マスクをつけていると息が隙間から前髪方向に抜けていきます。
その際に息に含まれる湿気で髪の毛に水分が溜まっていき癖が現れやすくなってしまいます。
前髪部分はダイレクトに長時間湿度が高い状態が保たれるので、乾燥のシーズンであっても梅雨時期くらい湿度が高くなっています。
有効な対策としては3つあります。
- こまめにアイロンで癖を伸ばす
- 前髪のみの縮毛矯正を利用する
- 前髪を伸ばして流す
これらを取り入れることでマスクをしていても癖が発生することを抑えることができます。
この記事ではそれぞれの対策の詳細とメリットデメリットを踏まえて解説をしていきます。
目次
なぜ?マスクをしていると前髪に癖(うねり)が出てくるの?
コロナ禍をきっかけに新しい生活様式の1つにマスクの着用というものが加わりました。街に出れば多くの方がマスクを着用しています。
原因は息による湿気で髪に水分が含まれて癖が現れるということです。
癖毛の方や乾燥毛も方は乾いた状態では癖が緩い(無い)ように見えるものの水分を含むことで癖が強く現れてくるという特徴があります。
出掛け前にアイロンやブローで真っ直ぐな状態にしていたとしても湿気を含むことで癖が現れてきます。
前髪部分に関しては梅雨時期くらいの湿気を受けていると考えてもらって良いと思います。
マスク着用で前髪の癖が気になる:【対策1】こまめにアイロンで癖を伸ばす
対策の1つ目は癖が出る度にこまめにストレートアイロンで伸ばすということです。
小型のストレートアイロンなどであれば鞄に忍ばせておいて開いた時にサクッと伸ばせれば癖が気になりにくくなります。
デメリットとしてはコンセントの場所を気にしなくてはいけないことと1日あたりのアイロンの回数が増えることです。
アイロンの熱が加わる回数が増えれば増えるほどにダメージは進行していくので、その点を考えると次に紹介するように縮毛矯正をかけてしまった方が楽かもしれません。
マスク着用で前髪の癖が気になる:【対策2】前髪のみの縮毛矯正を利用する
意外と知らない方もいらっしゃるようですが、縮毛矯正は全体をかけるだけでなく前髪やフェイスラインなど部分的にかけることも可能です。
ストレートアイロンやブローで癖を伸ばした場合には湿気を含むことで癖が戻ってきますが、縮毛矯正は1度かけてしまえば湿気を含んでも癖が戻ることはありません。
ただし新しく伸びてくる髪の毛は癖毛の状態で伸びてくるので、2〜3ヶ月に1度のペースでかけていく必要があります。
マスク着用で前髪の癖が気になる:【対策3】前髪を伸ばして流す
短い髪の毛と長い髪の毛を比較した時に癖が気になりやすいのは短い髪の毛です。
特に前髪を眉毛付近から眉下くらいの長さでおろしているスタイルは癖の影響を感じやすくなります。
反対に長い前髪の場合は癖が重さで出にくいという点と癖が目立った時には耳にかけたりピンで止めたりすることができるのでアレンジ次第では癖を目立たなくさせることができます。
長い前髪と縮毛矯正を組み合わせることもお勧めです。
マスクの湿気をスタイリング剤で抑えることはできる?
緩和することはできるもののスタイリング剤で抑えるのには限界があると思います。
というのも全体の毛先であればオイルやバターなどで濡れ髪のような重くまとまる質感を作れば今っぽいヘアスタイルができますが、前髪に関しては重く見せると束が強調され過ぎて逆効果になることがあります。
狙って作っているのであれば正解ですが、質感には好みが分かれるところです。
前髪はふんわりと軽い質感を好む方が多いので、スタイリングで収める事に関しては向き不向きがあるのかな?と思います。
【コロナ禍】マスク着用で前髪の癖(うねり)に対する対策まとめ
マスク生活はどうやらまだ長く続きそうな雰囲気があるので、ストレスフリーに生きるためにはある程度の対策が必要なようです。
ここで紹介したように人それぞれ適した対策は違うので、できることから取り入れて癖とうまく付き合っていくようにしていきましょう。
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