生まれて初めて縮毛矯正をかけます。
うまく仕上がるか不安と期待があります・・・。
初めて縮毛矯正をかけるとなると綺麗にかかるかドキドキしますよね。
任せていただいたからには頑張ります!
初めて縮毛矯正をかける際にはいくつかの注意点を覚えておくことと、オーダー(要望)をしっかりと伝えることが重要です。
実際にどんなことを知っておくべきか?
どんなオーダーでイメージを伝えたら良いのか?
そのようなことをこの記事では解説していきます。
目次
人生初の縮毛矯正をかける前の状態
ますはかける前の状態です。
当たり前ですが根元から毛先までが癖毛の状態なので全体に縮毛矯正をかけていきます。
カラーもした事がないそうなので髪の毛は健康な状態です。
フルパワーの薬剤で縮毛矯正をかける事がセオリーと思われがちですが、薬剤のパワーは弱められれば弱い方が理想的です。
綺麗に癖を伸ばせていても手触りがバサバサでは良い仕上がりとは言えません。
最小限のパワーの薬剤で最大限癖を伸ばす事が綺麗で自然な仕上がりを作る事ができます。
そこは美容師さんの腕の見せ所ですね。
人生初の縮毛矯正 仕上がり
かかり上がりの状態です。
もともとダメージを負っていたわけではないですが、今回かける縮毛矯正のダメージ予防として改質改善を組み合わせて施術を行いました。
とお喜びいただけたのでよかったです!
根元はしっかりと癖を伸ばして湿気に負けないストレート、毛先は巻くことも考慮してナチュラルなストレートで仕上げました。
縮毛矯正って癖を伸ばすだけと思われがちですが、質感や硬さなども調整することはできます。
どんな仕上がりになりたいのか?をイメージしておくと真っ直ぐの中でも自分で扱いやすい質感になっていくと思います。
人生初めての縮毛矯正 どんなことを心がけておくべき?
- 縮毛矯正は見た目は綺麗になるけれど、髪の中には負担がかかる
- 縮毛矯正はかければかけるほどにダメージが表面化してくる
- 縮毛矯正は1度かければ取れることはないのでリタッチを繰り返していくべき
- 日々のお手入れに髪のコンディションは大きく左右されるようになる
今回の実例でご紹介したお客様のように
縮毛矯正をかけることで髪の毛の見た目は綺麗になります。
ただし縮毛矯正をかけたことで髪の毛の内側は負担がかかっています。
つまり初回で髪の毛が綺麗になることは当たり前のことです。
ただこれに期待して2回目、3回目と根元から毛先までかけてしまうと見た目の綺麗さは失われ始めてダメージが表面化してきます。
縮毛矯正は毎回全体にかけるのではなく、基本的には新しく伸びてきた部分のみをかけるリタッチが基本となります。
ケアといっても高級なアイテムを使うことではなく負担がかからない物を長く継続して使うことと髪を乾かしたりアイロンの温度に配慮することなどの基礎ケアを意識的に行いましょう。
縮毛矯正でも質感を調整してもらうことはできるの?
縮毛矯正=パッツンストレートと認識されがちですが、実はそんなことはありません。
例えば今回のお客様のように
- 髪を巻く事が多いのか?
- ストレートで過ごす事が多いのか?
によっても作る質感は変わります。
巻くのであれば真っ直ぐに伸ばしすぎないようにナチュラルなストレートが適していますし、ストレートで過ごす事が多いのであればしっかりストレート仕上げが適しています。
他にも質感という部分では調整をすることも可能です。
・髪がペタッとなりやすく縮毛矯正をかけることでボリュームがなくなりすぎてしまうのであればハリコシを出して硬さのある質感でボリューム感をキープします。
・反対に髪がしっかりとしていて硬いような質感の方は縮毛矯正をかけることでさらに硬くなってしまうので しなやかさを出して柔らかい質感に仕上げます。
ただ伸ばすだけだと自分でセットする際に扱い難かったり、自分のイメージとマッチしなかったりという差異が生まれてしまいます。
縮毛矯正をかける際にも自分のイメージやスタイリング方法は伝えるようにしておきましょう。
【人生初めての縮毛矯正】かける時はここに気をつけてオーダーしよう まとめ
初めてかける縮毛矯正だからこそ自分史上最高な美髪に仕上げたいですよね。
縮毛矯正は綺髪の毛を麗に見せる技術でありながら、美容室の中で最も髪に負担がかかる施術の1つです。
きちんとお任せする事ができる美容師さんに依頼して、綺麗な髪の毛を作ってもらいましょう。
お悩みの方はお気軽にご相談ください。