お客様実例

【髪質改善トリートメントで髪が傷んだ】今後継続するかの判断基準は?

お客様
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髪質改善トリートメントを初めて受けた所、髪の表面が一時的にチリチリになった感じでした。

触ると何となく施術前より乾燥した感じ(キューティクル剥がれた?)になっております。

カラーもしたのでその影響もあるかもしれません。

髪質改善トリートメントの2回目を行うか悩んでいます。

上記の様に相談をいただいたのが半年ほど前でした。

その後、実際に髪の状態を拝見させていただいて改めて髪質改善トリートメントをお任せいただきました。

美容師
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3回ほどの継続をお願いし、今回がその3回目になります。

実例の解説で注目して欲しいのはご来店時の状態です。

髪質改善を行う前から綺麗な髪の毛が完成している事がわかります。

お客様
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髪質改善トリートメントを実施しているのにも関わらず

  • 髪の状態が悪化している
  • 効果を感じる事ができていない。

上記の様にお悩みをお持ちであれば髪質改善の質が悪いのか、髪質改善のメニューと髪質がマッチしていない可能性があります。

 

1回で効果を感じられていないのであれば継続しても良い結果を得ることはできないので直ちに中断の判断をしてよろしいと思います。

 

本当に効果のある髪質改善を行うにはどうしたら良いのでしょうか?

 

目次

髪質改善を行う前の状態と髪質改善後の仕上がり

美容師
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初めてご相談をいただいたのが半年ほど前でした。

髪質改善を行ったら髪の毛を炒めてしまった気がするのですが継続すればよくなるのでしょうか?というものでした。

髪の状態と美容師さんの提案を伺ったところ信憑性に欠けると思ったので 辞めても良いのではないでしょうか。とお答えさせていただきました。

 

その後、髪の毛をお任せいただく様になり当店で髪質改善を2回継続しました。

今回は3回目の髪質改善を行うのですが注目して欲しいのは施術後1ヶ月が経過しているご来店時の状態です。

 

ご自宅でのケアは当店で販売しているシャンプーのみを使用していただき、できる限り(できない時はサボってもOK)髪の毛を乾かすということです。

美容師
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そして仕上がりの状態です。

映えるようなBefore Afterの大差はありませんが髪質改善を継続してきたリアルな結果です。

始める際に1ヶ月ペース×3回コースの継続をお約束させていただいて、以後はカラーやカットのタイミングで髪質改善を行うようにご提案をさせていただきました。

 

当たり前ですが、お客様自身も髪質改善によるダメージを感じることなく今までになく綺麗になっているということを実感していただく事ができました。

髪質改善はトリートメントです。

普通にやっていれば痛むことはないと思いますが、なぜ今回のようにダメージが発生してしまったというような事例が後を経たないのでしょうか?

髪質改善で髪が痛む?効果を得られない理由

美容師
美容師
髪質改善を行って髪の毛が傷んだように感じるのであれば、それは髪質改善ではありません。

髪質改善はトリートメントです。

続けることで髪の毛は良くなっていくことは間違いありません。

 

しかしダメージが発生しているのであれば、縮毛矯正の薬剤を混ぜていたり強酸を使用している可能性があります。

美容師
美容師

この場合は初回はいい結果でも継続していく事で髪の毛に負担は蓄積していきます。

髪質改善をして行う前よりも髪の状態が悪化していると感じたら継続はしないという判断がベストだと思います。

髪質改善よりも縮毛矯正の方が適しているのでは?

髪質改善で効果を感じられないという方の中には髪質とマッチしていないことも一定数あります。

美容師
美容師
これは完全に美容師側の説明が不足しているのだと思います。

髪質改善を行う方の多くは艶感を出したいや手触りを向上させたいというご要望をお持ちです。

これらは基本的に髪質改善を行うことで得られることは間違いありません。

 

ただし癖毛の方の場合は髪質改善では叶える事ができません。

美容師
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癖毛の方の場合はダメージなどではなく、癖による影響で艶感や手触りが低下しています。

そのため改善には縮毛矯正を取り入れる必要があり、癖を改善する事で艶感や手触りを向上させる事ができます。

 

癖毛の方で髪質改善を取り入れている方は1度見直してみてください。

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酸熱を推しているお店はよくないかも?

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美容師
美容師
酸熱トリートメントを否定している訳ではありませんが・・・。

酸熱トリートメントを前面に推しているお店に行かれていたお客様からは失敗のご相談をよくいただきます。

 

そもそも酸熱トリートメントとは髪質改善の工程の1つです。

酸熱トリートメント=髪質改善ではなく、あくまでも1つの工程に過ぎません。

 

ですのでお客様の髪質によっては、酸との相性がよくない場合や不要な場合は酸を使わない髪質改善を行う場合もあります。

美容師
美容師
今回、ご紹介させていただいたお客様も酸熱トリートメントで髪を硬くし過ぎてしまった事が手触りの低下の原因でした。

使い方によってはいい効果を発揮してくれますが、一歩間違えれば髪質の低下を引き起こすのも酸の特徴です。

 

使う美容師さんの力量によって左右されるのが酸熱トリートメントだと思っていてください。

【髪質改善トリートメントで髪が傷んだ】今後継続するかの判断基準は? まとめ

結論から言えば髪質改善トリートメントを行って髪質が悪くなる場合や効果を得られない場合には継続する必要はないと思います。

その場合は髪質改善の質が悪かったのか、髪質改善との相性が悪かった事が原因として考えられます。

 

どちらにしても正確なカウンセリングが必要になるので詳しい美容師さんに相談する事が1番の近道だと思います。

 

うまく扱える方の髪質改善であれば継続する事で髪の毛の状態は良くなっていくので、お悩みの方は是非1度ご相談ください。