縮毛矯正後に頭皮がヒリヒリと痒くなる?刺激の原因と対策を現役が解説←今はこの記事を読んでいます。
【実例】ジアミンアレルギーでも縮毛矯正をかけることはできる?専門家が解説
ジアミンアレルギーの方が縮毛矯正をかける前に知っておいて欲しい事
【縮毛矯正後の頭皮ケア】健康な頭皮を守る為にはどんな対策が必要?
先ほど、縮毛矯正をかけたのですが頭皮がヒリヒリと痒さを感じます。
何が原因なのでしょうか?
縮毛矯正をかけた直後であれば、まずはそれを疑うべきですね。
ひとまず、症状が強く出ている様であれば皮膚科への受診をしてお医者様に診てもらいましょう。
時間の経過とともに症状が強くなっていくことも考えられます。
縮毛矯正の中で刺激を引き起こす事が考えられるものは次の通りです。
- 縮毛矯正の薬剤が頭皮に刺激を与えた
- 縮毛矯正の1番目の薬剤を頭皮にべったりとつけてしまった
- アイロン操作などで火傷をした
- ジアミンアレルギーの症状が現れた
縮毛矯正は薬剤のパワーは強いものの、頭皮につけることもなくアレルギー成分が使用されている訳では無いので刺激での相談症例は少ない様に思います。
しかし、100%刺激が出ないということは薬剤を使用する以上はあり得ないことです。
少なからず刺激を感じてしまうリスクがあるということは頭に入れておきましょう。
目次
縮毛矯正で痒みや刺激を感じた時にとるべき行動は?
接触性皮膚炎の場合、時間の経過とともに症状が悪化するということが考えられます。
ただ美容師という立場からは どの薬がいいか?やどんな処置がいいのか?という明確なご提案ができかねます。
受診の有無はご自身での判断となりますが不安に思うことがあれば医師への相談をしてみましょう。
相談先は皮膚科で問題ありません。
縮毛矯正で痒みや刺激を感じる原因
比較的刺激を感じる事が少ないと言われている縮毛矯正ですが
何が原因で刺激を感じてしまったのでしょうか?
考えられる要因は複数のものが考えられます。
- 縮毛矯正の薬剤が頭皮に刺激を与えた
- 縮毛矯正の1番目の薬剤を頭皮にべったりとつけてしまった
- アイロン操作などで火傷をした
- ジアミンアレルギーの症状が現れた
順番に解説していくので当てはまるものを考えてみてください。
縮毛矯正の薬剤が頭皮に刺激を与えた
次の様な縮毛矯正の薬剤の成分が頭皮に刺激を与える事が考えられます。
- 還元剤(1剤)
- アルカリ剤(1剤)
- 過酸化水素水(2剤)
1剤を塗った際に刺激を感じた場合には還元剤かアルカリ剤、2剤を塗った時に刺激を感じた場合には過酸化水素水による刺激を疑いましょう。
また普段は何も異常がない場合でも頭皮に傷がある場合や炎症が起こっている場合には刺激を感じる可能性が高くなります。
縮毛矯正の1剤を頭皮にべったりとつけてしまった
縮毛矯正の薬剤は頭皮から離して塗る事が基本です。
べったりとつけてしまうと根折れや断毛を引き起こす可能性があるためです。
しかし操作ミスや故意では無いにしても頭皮からべったりと薬剤がついた場合には刺激を感じる可能性はあります。
アイロン操作などで火傷をした
縮毛矯正のアイロン操作中に頭皮をアイロンで挟んでしまった場合には、頭皮の火傷を引き起こしている可能性があります。
180度と高い温度で行っているのでしばらくは刺激が継続するでしょう。
皮膚科医に相談する際にはどのあたりを火傷した恐れがあるのかを事前に伝えておきましょう。
ジアミンアレルギーの症状が現れた
ジアミンアレルギーとはヘアカラーの染料に含まれる成分により発生するアレルギーのことです。
基本的には縮毛矯正の薬剤に配合に配合されていることはありませんが
お店で使用するタオルやクロス、カップやハケなどの道具に付着している場合は
ジアミンアレルギーの症状が出る場合も考えられます。
ジアミンアレルギーを発症されている方はノンジアミン対応が可能な美容院での施術がお勧めです。
縮毛矯正後に痒みや刺激を感じる場合は今後の施術を続けることはできない?
まずは担当の美容師さんに現状を伝えましょう。
上記で解説をした様な原因を取り除くことで刺激を感じずに縮毛矯正を継続する事ができる様になります。
また別の美容院に切り替えられる場合は過去に刺激を感じた事がある旨やアレルギーの有無や医師からのアドバイスなどを必ず事前に伝える様にしましょう。
どれも、しっかりと把握ができていれば防げる問題なので縮毛矯正をかけることに億劫にならずに安心して施術を続けていきましょう。