解説

酸熱トリートメントとヘアカラーを同時に行うと効果は落ちますか?

お客様
お客様

カラーと酸熱トリートメントは同じ日にすると効果が落ちたりしますか?

ブリーチや度重なるセルフカラーで、見た目はそれほどですがかなり傷んでいます。

一ヶ月後に前撮りを控えているので出来れば前撮り1週間前くらいにカラーをしに行き、一緒にトリートメントもお願いしたいです。

少しでもトリートメント効果を感じ、カラーを綺麗に入れるためにはどの順番で、どのくらいの期間を開けるのがベストですか?

ヘアカラーと酸熱トリートメントは組み合わせる事で高い効果を得られます。

美容師
美容師
一緒に行う事で次のようなメリットがあります。
  • カラーダメージを抑える
  • カラーの発色・色持ちをよくする
  • 髪の状態を向上させる

ちなみに酸熱トリートメントは髪質改善の中の一部分に当たります。

当店の場合は酸熱トリートメントではなく髪質改善トリートメントと呼んでいるので、それを基準にご説明いたしますね。

 

酸熱トリートメントとヘアカラーは同時に施術できるの?

【実例】髪質改善とヘアカラーを同時に行うと得られる5つのメリット
お客様
お客様
酸熱トリートメントとヘアカラーを同時に施術すると髪の毛が痛むっていう意見をみたけど・・・。

結論から申し上げればヘアカラーとの同時施術は可能です。

ダメージが発生することはなく、相乗効果でいい方向に作用してくれます。

美容師
美容師
ヘアカラーによるダメージの予防にもつながるので、当店では全てのカラーメニューに髪質改善を組み込んでご提供しております。

酸熱トリートメントとヘアカラーを併用することでどのような相乗効果が生まれるのか?を解説していきます。

どんなことをするのか?

当店では髪質改善の一環として酸熱トリートメントを取り入れているので、酸熱以外のトリートメントの工程も含めて解説をしていきます。

  • 髪の毛を膨らませながら表面を開かせる
  • 脂質を補給して髪の毛の中に向かって通り道を作る
  • 髪の中に補強剤を入れる
  • ヘアカラーの薬剤の中に酸を混ぜて髪の毛を染める
  • シャンプー後に残留薬剤の除去を行う
  • 髪の表面にイオン結合を作る
  • オイルでコーティングをする
  • ドライヤーで乾かしてアイロンで水分を完全に抜く

髪質改善はザッとこのような流れで行っております。

お客様の髪の毛の状態によっては変更する場合もあります。

どんな効果があるの?

上記を行うことで

  • ヘアカラーのダメージ予防
  • 髪の補修を行い
  • 発色の強化や色持ちアップ効果

などが期待できます。

 

そのままの状態でヘアカラー剤を塗るよりも一手間も二手間もかけることで髪の状態もヘアカラーの仕上がりもクオリティーが高いものとなります。

なぜ酸熱トリートメントを行うと髪の毛が痛むのか?

【細くて癖が強い髪の毛への縮毛矯正実例】自然に綺麗に伸ばすコツ

ヘアカラーと合わせて髪質改善を行うと髪の毛が傷んだり色落ちしてしまうと言ったお声も一定数伺います。

お客様
お客様
それは何が原因なのでしょうか?
美容師
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考えられる原因は3つあります。

 

  • 酸熱トリートメントのさんのパワーが強すぎる
  • 酸熱トリートメントに縮毛矯正の薬剤が加えられている
  • 美容師側の責任不足

どう言ったことなのか?順番に解説をしていきます。

酸熱トリートメントの酸のパワーが強すぎる

酸熱トリートメントと言っても種類は非常に多くあります。

  • 髪の毛を綺麗に見せるもの
  • 髪の中を補強してくれるもの
  • ヘアカラー剤の残留薬剤の除去をしてくれるもの

など酸の種類によって役割も異なります。

美容師
美容師
ここで気を付けておかなければいけないのは、どのくらいのパワーを発揮してもらうのか?と言うことです。

パワーをあげればあげるほど得られる効果も高くな流ことは事実です。

しかしトリートメント効果が期待できるはずの酸が

  • ダメージを発生させたり
  • 髪の毛を硬くしてしまったり
  • 色落ちの原因となってしまったりと

マイナスの作用を引き起こすと言うこともあり得ます。

 

髪の状況やどんな働きをどのくらいして欲しいのかにもよりますが、トリートメントとして酸を活用するのであれば効果を求め過ぎないと言う事が重要です。

酸熱トリートメントに縮毛矯正の薬剤が加えられている

酸熱トリートメントってお客様側が期待しているように癖を真っ直ぐに伸ばす事や乾かしただけで艶々になると言った効果は感じ難かったりします。

 

ただ、その期待に応えようと美容師さんの中には酸熱トリートメントや髪質改善の中に縮毛矯正の薬剤をませてドーピングしているケースがあります。

美容師
美容師

これはトリートメントとは呼べずに弱めの縮毛矯正です。

この場合、髪の毛が傷んでしまうことやヘアカラーの色素を壊してしまうので色落ちの原因になり得ます。

美容師側の責任不足

はっきりと言えば髪質改善ではうねりや癖毛を改善することはできません。

 

SNSやネットでアイロンで仕上げた写真を公開しているのでお客様の期待値だけが高くなっていますが、お店での仕上がりも自宅で洗ってしまえば元の状態に戻ります。

 

ここを伝えていないとお店での仕上がりが1日で終わってしまったと言う認識となってしまいます。

 

美容師側も髪質改善の目的をしっかりと伝えていく必要がありますね。

酸熱トリートメントとヘアカラーを同時に行うと効果は落ちますか? まとめ

結論から言えば正しい酸熱トリートメントに取り組めていればヘアカラーと同時に行っても色落ちすることはありません。

美容師
美容師

むしろ一緒に行うことで髪の毛の状態を向上させて色の発色や持続性も良くなると言った相乗効果に期待が持てます。

髪の毛のダメージは1度受けてしまったら2度と戻すことはできません。

だからこそダメージをさせない予防という考え方が非常に重要で、その予防に効果的なのが酸熱トリートメントになります。

 

ヘアカラーをする時には 正しいケアをしてくれる美容院で酸熱トリートメントを組み合わせて施術をしていただきたいと思います。