この記事は日本全国でも他にない『ジアミンアレルギー』の方への施術を専門的に行う埼玉県さいたま市の美容院Safe Beauのオーナーが公開しております。
これまでに1000人以上のジアミンアレルギーに悩む方と向き合って解消してきました。
ノンジアミンカラーの経験数で言えば日本でトップクラスの症例数を対応してきております。
これまでの経験と自身の知識を元にジアミンアレルギーへの知識をまとめましたので是非ご覧ください。
縮毛矯正後に頭皮がヒリヒリと痒くなる?刺激の原因と対策を現役が解説
【実例】ジアミンアレルギーでも縮毛矯正をかけることはできる?専門家が解説←今はこの記事を読んでいます。
ジアミンアレルギーの方が縮毛矯正をかける前に知っておいて欲しい事
【縮毛矯正後の頭皮ケア】健康な頭皮を守る為にはどんな対策が必要?
現在、ジアミンアレルギーに悩んでおります。
通常の美容院だとジアミンとの接触が不安です。
そちらのお店はジアミンに配慮しながら縮毛矯正をかけていただくことは可能でしょうか?
ジアミンアレルギーとはヘアカラー1剤に含まれているジアミンという成分によって引き起こるアレルギー反応です。
具体的には次のようなことに気を付けております。
- お客様に使用するタオルやクロスを分ける
- 施術時に使用するカップやハケ、マドラーを分ける
- 在庫管理はジアミンを配合しているものを明確に分ける
日常的にジアミンアレルギーのお客様に携わっているからこそ、ジアミンアレルギーの方を受け入れるための準備をしております。
反対に上記のような対策をせずにジアミンアレルギーのお客様を受け入れてしまうと、例えジアミンを含まない縮毛矯正の施術であっても事故が発生してしまう可能性があります。
実際に年間で数件は縮毛矯正をかけたらアレルギー反応が出たというご相談をいただきますが、多くの場合は器具にジアミンの成分が付着していたものを使い回していたことが原因です。
ジアミンアレルギーの方はカラー以外の施術であっても、ノンジアミンカラーを取り扱いお店で知識のある方に依頼されることを推奨します。
目次
【ジアミンアレルギーがあっても縮毛矯正をかけることはできる?】施術前の状態
前回の縮毛矯正から半年ほどが経過しております。
毛先のまとまりにくさと引っ掛かりも気にされているので、髪質改善も合わせてケアも行って質感を高めていきます。
【ジアミンアレルギーがあっても縮毛矯正をかけることはできる?】施術後の状態
癖毛部分はしっかりとストレートに伸ばし、毛先部分は髪質改善でケアをおこないました。
手触りと見た目はいい質感に整ってくれました。
もちろんジアミンアレルギーの症状などもなく、その後の経過も問題ありません。
ジアミンアレルギーがあっても縮毛矯正をかけることはできる?
結論から言えば縮毛矯正をかけることは可能です。
縮毛矯正にはジアミンの成分は一切含まれておりません。
ジアミンアレルギーの方はジアミン と接触をしない限りアレルギー反応が起こることはありませんのでご安心ください。
ただし、ジアミン以外の刺激性のあるヘアカラー と共通している成分は含まれております。
- 過酸化水素水
- アルカリ剤
ジアミンアレルギーではないけどヘアカラー で刺激を感じられる方や
ジアミンアレルギーもある上に、ノンジアミンカラー でも刺激を感じられる方は
縮毛矯正においても刺激を感じられる可能性があります。
その場合には別途対処が必要な可能性がございますので、必ず事前に申告をするようにしましょう。
ジアミンアレルギーがある方が縮毛矯正をかける際に気をつけなければいけないこと
それはどんなことでしょうか?
簡潔に言えば縮毛矯正をかける場合であってもノンジアミンカラー を扱うお店で施術を行いましょう。
その理由はジアミンアレルギーに対する知識とお店の受け入れ態勢の有無にあります。
前途した通り、縮毛矯正の薬剤の中にはジアミンの成分は含まれておりませんのでかけること自体に問題はありません。
具体的に言えば下記のようなものとなります。
- タオル
- ハケ
- クロス
- カップ
- マドラー
これらに少量のジアミンが含まれていればアウトです。
つまり、ジアミンアレルギーの方に対する施術は縮毛矯正であっても使うものは専用のものを使用しなくてはいけないということになります。
これらの対応は通常の美容院ではまず難しく、日常的にジアミンアレルギーの方への施術を行っていて知識を持っているお店でないと対応ができません。
ジアミンアレルギーでも縮毛矯正をかけることはできる?専門家が解説 まとめ
ジアミンアレルギーの方でも縮毛矯正をかけることは可能です。
ただしアレルギーに対しては相応の対応をしなければいけないので、
メニューの中にノンジアミンカラー があって日常的にノンジアミンカラー の施術を行っているお店に相談をするようにしましょう。
ジアミンアレルギーでお悩みの方は是非ご相談ください。