髪質改善をされているお客様が抱かれている不安の1つがこれだと思います。
ネットを見ていると『髪が傷んでしまった』、『効果がない』、『すぐ戻る』といったマイナスな評価も目立ちます。
もし現状の仕上がりに納得していないのであれば
- 正しいペースで通えていない
- 髪質改善ではないものをやっている
- 髪質と髪質改善がマッチしていない
などの可能性が考えられます。
この記事では継続して髪質改善を重ねてきたお客様の実例をご紹介していきます。
初めて髪質改善に取り組もうと悩まれている方や現在の仕上がりに満足されていない方の今後の施術の参考の1つになれば幸いです。
目次
髪質改善のその後 前回から2ヶ月後
初回のご来店時はデジタルパーマとヘアカラーの蓄積ダメージでクシも通らないほどに荒れていました。
初めは1ヶ月に1度のペースを4回ほど、髪の状態が整って以降は2ヶ月に1度のカラーのタイミングに合わせて髪質改善を行っております。

お客様がご自宅で前日の夜に乾かしただけの状態です。

Beforeの状態ですが既に綺麗にまとまってくれています。
今回はヘアカラー+髪質改善なので同時進行で進めていきます。
髪質改善のその後 本日の仕上がりの状態
今回の施術での髪質改善の役割はヘアカラーでのダメージを予防し、発生したダメージを補強するという2つ効果に期待しています。

この後アイロンで仕上げましたが、写真は乾かしたのみの状態です。

毛先も栄養と水分と油分のバランスが整って綺麗に仕上がりました。

ご来店時も綺麗な状態でしたが髪質改善を行うことでより綺麗に仕上がりましたね。
髪質改善は継続することで良くなっていく
例えば一般的に美容院で行うトリートメントは髪の表面にシリコンでコーティングして手触りや艶感を表現しています。
それに対して髪質改善は次のように工程を大きく分けて行っていきます。
- 髪の毛の体積を大きくする
- 栄養の道筋を作る
- 髪の中に質感に応じた栄養を入れる
- 酸で髪を補強する
- 髪の表面に幕を作る
- シリコンでコーティングする
その工程ごとに質感を変えることができるのでダメージの状態や前回の施術の蓄積に合わせて細かく調整をしていきます。
シリコンを重ねるだけでは髪の補修は難しいですが髪質改善は回数を重ねるごとに必ず好転していきます。

髪質改善を継続したのに結果が出ない理由
上記のように正しく付き合っていけば髪質は良くなっていきますが中には効果を実感できないという方もいるようです。
考えられる理由は2つあります。
- 髪質改善とマッチしていない
- 髪質改善が正しく行えていない
詳しく解説をしていきます。
髪質改善とマッチしていない
ダメージ以外にも癖が原因である場合は非常に多くあります。
髪質改善では癖を伸ばすことはできないので癖による髪質の低下は補正することができません。
その場合は縮毛矯正を選択することで艶や手触りを向上させることができます。

髪質改善が正しく行えていない
例えばシリコンを表面に重ねただけで髪質改善トリートメントと呼ぶ人もいれば、弱く縮毛矯正をかけることを髪質改善という人もいます。
効果が出ない人がいることや髪質改善で傷んでしまったという被害の根本は、ここにあると思います。
人それぞれの意見はありますが、個人的には髪質改善=しっかりと行うトリートメントだと思っているので僕個人としては継続していただくことでしっかりと結果は出せると思います。
【髪質改善のその後】継続することで髪の毛は綺麗になっていく実例 まとめ
結論を言えば髪質改善は継続していくことで髪は綺麗になっていきます。
また縮毛矯正やヘアカラーを綺麗に見せてくれる効果もあるので都度の施術に組み合わせていくこともお勧めです。
もし、現状で思い通りにならないとお悩みの方は1度施術について見直す必要があると思います。
2〜3回継続して効果を実感できないのであれば見切りをつけましょう。
お悩みの方は是非ご相談ください。